- 上田市の実情に基づいて将来の課題予測や対策が議論されるようになります。
- よりスピーディーかつ柔軟な関係機関の連携が期待されます。
地域医療政策室とは? (2020年4月1日に新設)
地域医療における基本的な方針の取りまとめは、その医療圏域を管轄する県が行います。ただし人口20万人を超える中核都市(長野市や松本市など)は市が保健所を設置します。この条件に満たない上田市は長野県が設置する上田保健福祉事務所によって各指示がなされます。そのため、連携や情報共有に課題を抱えていました。 新たに上田市に設置された「地域医療政策室」は、県や国の情報を素早く収集し、かつ地域の内情や必要性を鑑み、県や保健所に対して調整を図るための組織です。この組織の設置によって上田市の実情に基づいた課題の予測や対策が行われることが期待されます。 また、現在のコロナ禍においては、検査体制や対策会議において地域医療対策室として参画し、より機能的に地元医師会等関係機関との連携体制の中心的役割りを果たしています。